サラリーマンの副業として、スタンダードになりつつある「マンション投資」。
そこで、マンション投資について調べてみると、「区分マンション投資」というワードがよく出てきます。
区分マンション投資とは、一体どのような投資なのでしょうか?
区分マンション投資とは?
「マンション投資」という言葉を聞くと、マンション一棟買いをイメージする人が多いようです。
確かに、そのような投資スタイルもあります。
しかし、区分マンション投資は、そのようなスタイルではなく、マンション一棟分の「数部屋を購入」して投資するスタイルとなっています。
一部屋からスタートできるので、サラリーマンの副業として最適なのです。
区分マンション投資のターゲットは、新築マンションでもOKですし、中古マンションでもOKですので、マンション1棟投資よりも、選択肢が広いのも魅力となっています。
区分マンション投資にはこんなメリットがある
ここからは、区分マンション投資のメリットを紹介します。
今回は、3つに絞ってみました。
・メリットその1、少ない資金でチャレンジできる
東京23区内にある、単身者向けの中古ワンルームマンションなら、300万円くらいの少額資金からチャレンジできます。
「せっかくだったら、新築マンションでチャレンジしたいなぁ」と思う人もいると思いますが、それはもっと高額な資金が必要になるので、初心者にオススメできません。
そのため、ある程度キャリアを重ねてからにしてください。
・メリットその2、失敗しても最小限の痛手で済ませられる
前述した通り、中古の区分マンション投資なら、少額資金で始められます。
その為、万が一マンション投資に失敗したとしても、最小限の痛手で済ませられるのです。
いきなり、高額マンションにチャレンジして、自己破産に追いやられている人はたくさんいますので、気をつけてください。
・メリットその3、リスクを分散できる
マンション1棟の投資をした場合、マンションの周辺環境に悪い変化があったら、マンション1棟が丸まる大打撃を受けてしまいます。
これは、大変なリスクです。しかし、区分マンションをあちこちに複数所有している場合は、周辺環境が変わったとしても、打撃を受けるのは一室だけに抑えられます。
マンション投資は、儲かることに意識が行きがちですが、何よりも大リスク管理を大切にしなければなりません。そのため、区分マンションこそ安全なのです。
区分マンション投資を賢くを行うコツは「エリアの見極め方」にあり!
前述したように、何かとメリットのある区分マンション投資ですが、それでも失敗してしまう人がいるのは事実です。
その理由はいろいろ考えられるのですが、特に多く見られるのは「マンション投資するエリアを見極められていない」ことだと思います。
「人が集まるエリア」を最大限に意識するべし
低価格の区分マンションがあったからといって、すぐに食いついてはいけません。
そのマンションの周りが人が集まらないエリアだったら、いつまでも空室が続いてしまい、失敗に向かってまっしぐらになります。
ポイントは「転入率」の多さ
人が集まるエリアといっても、観光客が集まってくるようなエリアにマンションを購入しても意味はありません。
ポイントは、「転入率」が高いエリアです。
転入率が高いということは、転勤や学生の一人暮らしが多いということですから、賃貸できるマンションを探している可能性が高まります。
逆に、転入率の低いエリアは、一軒家やマンションを既に所有していて、「地に足をつけた生活」をしている人が多いのです。
・転入率第1位は「東京都」
2017年の住民基本台帳人口移動報告によると、転入率第1位は東京都(7万5,498人)となっています。
その中でも、東京23区は毎年のように転入率が増えているため、チャンスです。
・東京オリンピックに向けた区分マンション投資も見逃せない
東京都をターゲットにする理由は、転入率だけではありません。
2020年に東京オリンピックがあるのも、大きな理由なのです。
そんな背景もあって、中古の区分マンションが再び熱い注目を集めています。
そのため、少し高額な中古マンションでも、しっかりした収入が期待できるのです。
区分マンション投資は地方に住んでいる人でもチャレンジできる
前述したように、転入率第1位は東京都ですから、地方にお住まいの方は、残念に思ったのではないでしょうか?
しかし、東京都以外にも、転入率の高い地域はあるのでご安心を!
例えば、千葉県、埼玉県、神奈川県、福岡県、愛知県です。
そのため、地方にお住まいの方も、積極的に検討してみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、区分マンション投資の概要にせまってみました。
今回の内容を見る限り、「自分にもチャレンジできるかも?」と思った人も多かったのではないでしょうか?
区分マンション投資は、軌道に乗れば本業を上回る可能性が十分ありますので、是非検討してみてくださいね。